おまけ☆(ちょっと18禁;…す、すいません)
食事を終え、風呂に入り、そして適度に勉強を終えて。恋人同士がその後することは一つに決まっている。寝
室からはベッドの軋む音と甘い声が絶え間なく響いていた。
「っ…あっあ…やぁ……進さっ……ひぁっ」
「瀬那っ……」
ぐっと進が瀬那の身体を起こした。進の上に座る形になった瀬那はより深い刺激に身体を震わせ、進の首に両手
でぎゅっと抱きついた。
「いやっ…だ、だめっ……あン」
二人の身体の間で立ち上がっている瀬那のモノはもう限界を告げていた。きゅっと締め付ける後ろの刺激に進は
耐えながら律動を速めていく。くっと顔を歪めて、瀬那の中から自身を限界まで抜き一気に奥まで貫いた。
「くっ…」
「っ…あぁぁっんン!」
強い衝撃に瀬那は一層の高い声を上げて熱を吐きだし,進も強い締め付けに瀬那の中へ熱を注いだ。
二人の息が落ち着くのを待って、進は瀬那の中から自信を引き抜きそっと瀬那を横たえてからベッドから降りる。
どうしたんですかと瀬那が動かない身体の代わりに視線で訴えた。
「タオルをとってくる。ちょっと待ってろ」
「あ…シャワー……」
「後でいいだろう。今はそのまま休んだ方がいい」
進が寝室から出て行き瀬那は暫く何も考えられなかったが、進がタオルとペットボトルを持って部屋に戻ってくる
と、ズボンをはいている進に対して丸裸の状態である自分の姿に急に羞恥を感じた。ベッドの隅の方に丸まってい
たタオルケットを引っ張り慌てて身体を覆う。今更な瀬那の様子に進はくすりと笑みをこぼし、有無を言わさずタ
オルケットをはぎ取る。
「何で隠す?身体が拭けないだろう」
「だ、だって………恥ずかしい」
「さっきまで夢中で裸のまま腰を揺らしていたのは何処の誰…」
「わーーーー!!もうっ………」
ぷうと頬を膨らませるも、事実なだけに瀬那も言い返せない。そのまま身体をはうタオルの心地よさに身を任せて
いると、ふと進が口を開いた。
「不思議だな」
「え?」
「いや、今日のハンバーグではあれほど苦戦したのに、お前に触れるときは力の加減が簡単にできるんだ」
今もこうやって優しく触れる事ができる、と満足そうに瀬那を見つめた。普通ならハンバーグと恋人を同じ扱いにし
ないでくださいと突っ込みが入ってもよさそうな場面だが、瀬那は自分を見つめる視線にそんな余裕はなかった。し
かも続けて聞こえてきたセリフにやっと火照りが収まってきた頬の熱が急上昇する。
「やはり愛がないと何事もうまくいかないものだな」
「っ〜〜〜〜〜///………進さんのバカ」
「む。それはどういう意味だ?」
100人中100人朴念仁だと評価される進だけれど、無意識の殺し文句では、右に出る者はいないと確信した瀬那で
あった。
***オワリ***
頂き物部屋
激しいHの後でも初々しいセナと、「さっきまで夢中で・・・」と臆面もなく口にする進さんにどきどきです!!
しかもちゃんとハンバーグの話とつながってる!!(笑)
今度から進さんはハンバーグをセナだと思ってつくるといいよ。そうすればセナにおいしいハンバーグ食べてもらえるよ。
普段無口な人の殺し文句ってすごくいいですねvvv
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