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「陛下、お支度は――!」 ばたばたと忙しなく部屋に入ってきた老人は、その皺に囲まれた 「お――おおお・・・ッ」 いきなりわなわなと震えだしたウマルに、直江は急いで医者を 「ウマル?」 感極まって泣き出す老臣の肩を、直江は困ったようにぽんぽんと 別にそれほど華美な格好ではない。ただ各国の指導者たちと会うのに 「父上がそれほど子煩悩だったとはおもわないが・・・それに、 直江の母のことは生涯想っていたらしいが、父親の身分のために だが、泣きむせんでいた老臣も、直江の言葉に事態を思い出したらしい。 サウジアラビアの首都リヤドで中東会議が開かれることになった。 国王として、初めて並み居る指導者たちと顔をあわせることになる直江に、 「陛下、やはり私も一緒に」 会議の内容が内容の上に、「招待」までされている身ではいつまで拘束されるか 「では行って来る。留守の間、よろしく頼む」 国王と呼ぶにふさわしい風格をそなえたその後姿に、ウマルは恭しく 「陛下こそ、お気をつけて・・・!」
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ああ、こーいうことかくと無知を暴露しそうでこわいよう〜〜〜(>_<)
でも直江を(公用で)国外に出したかったの(爆)
というわけで、「直江、初めて国際会議に出る」です(~~;)
へんなところは・・・こっそりおしえてくだしゃい(小声)