もっと見たいよ

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「…ぁっ…」

引き抜かれる時、思わず名残惜しげな声を上げて締め付けてしまい、頬が熱くなった。

仕事をしている鴆の背中や真剣な横顔を眺めていたせいか、不埒な熱は、一度達しても収まらなかった。

でももう一度してほしい、とも自分から言えずに、ただ鴆の腕をきゅっと握りしめると、

絶頂の余韻でまだ力が入らない身体を返された。

獣の姿勢にされて、今度は後ろからするのかと、どきどきしながら挿入の瞬間を待った。

薬液と精液ですっかりぬかるんだ入り口を指で広げられ、それは入ってきた。

「っ!!」

肉棒とは違う、異物が入ってくる感覚に、リクオは目を見開いた。

滑らかではない、いくつもの突起のようなものが、内部を押し広げながら入ってくる。

リクオは嫌悪感に鳥肌を立てながらも、喉から出たのは感じ入った甘い嬌声だった。

しかも、ことはそれだけでは終わらなかった。その異物がずいぶん奥まで入ってきたと思ったら、

それは内部で、鈍い電子音を立てて、震えだした。

「あっ…あんっ…やだ…っ」

振動だけでなく、内部で伸縮しているのがわかる。

そんなもので感じてしまうのが嫌で、涙をこぼしながら喘ぐリクオの背中を、鴆は抱きしめるように覆いかぶさった。

「今日はいたずらしたっていい日なんだろ?ならちょっとくらい赦してくれるよな?」

欲をはらんだ声で鴆が耳元で囁き、リクオの涙を舐めとった。

耳たぶを噛んだり、首筋に吸い付いたりしながら、嫌だ抜いてくれ、と泣きながら感じているリクオの顔を

ひとしきり堪能した後、鴆は突起だらけの電動バイブを抜き取ると、猛りきった己の肉棒を入れた。

「ああんっ…」

無機物ではなく、待ち望んでいた熱を与えられて、リクオはあられもない声を上げた。

そのまま容赦なく突き上げられて、感じ入った声を上げ続ける。

「気持ちいいか?リクオ」

「あっ…ぁあんっ…いいっ…」

繋がった部分はぐちゅぐちゅと卑猥な音を上げている。

鴆が低い呻き声と共にリクオの奥に欲望を注ぎ入れ、それを感じたリクオも、己の熱を吐き出した。




ハロウィン仕様…といっても大したことなくてすみません;
そして拍手とコメありがとうございます!ありがとうございます!
明日お返事できるといいなと…!


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裏越前屋