(とりあえずまだ時間あるし。ちょっとだけ寝ようっと)
拓海はリビングのソファに横になった。 昼下がりのリビングでの昼寝。拓海がもっとも好きな時間だ。 ガラス越しに入ってくる陽の光にぽかぽかと暖められながらうたた寝することしばらく。 チャイムの音が穏やかな眠りを妨げた。
(何だろ・・・勧誘かな。でも届け物とかかもしれないし・・・・うーでも眠い・・・)
目を開けないままぼんやりと考える。 チャイムの音が、再び鳴った。
起きて応対する 昼寝を続ける