ご褒美だよ




美しい白猫になったリクオは、しなやかな身体を這わせて、一心に奉仕をしていた。

膝立ちになった鴆の股間に顔を埋め、ぴちゃぴちゃと音を立てて雄を舐めしゃぶる。

舌を絡めて吸い込むようにする度に、口の中の雄がどくどくと脈打って大きさを増していく。

リクオは鴆の雄を喉の奥まで咥え、唾液が垂れるのもかまわず、口全体で扱いた。

「いいぜ、リクオ…今度は裏側を舐めてくれるか?舌を小刻みに使って…そう」

唾液と先走りで濡れた雄を顔に触れさせながら、リクオは鴆の要望通りに舌を使う。

ご褒美の代わりに遠隔操作のボタンを押してやると、埋め込んだ尻尾が小刻みに震えた。

「!あぁんっ…」

リクオは舌の動きを止めて、奉仕している舌を止めて身悶えする。

その切なげな鳴き声と、戸惑いながら感じている顔がとてもそそられて、

鴆はもっとよく見えるように顔を上げさせながら、その白い顔に己のものをすりつけた。

それを催促と取ったのか、リクオはくぐもった声を上げながら、

また大きくなった性器を咥え、頭全体を動かして愛撫する。

頬を赤く染めて、泣きそうな苦しそうな顔で奉仕を続ける様子がひどく男の征服欲を煽る。

鴆はその頭を押さえつけてその小さな口の奥を、思うさま突きまわしたいという衝動をぐっとこらえて、

猫耳を生やした、黒がまざった銀色の髪を優しく撫でた。

つややかな髪の絹のような手触りが、芽生えかけた凶暴な欲望を愛しい気持ちに引き戻した。

とおもったら、涙をためた金色の目で見上げられて、また嗜虐心をくすぐられたけれども。

しなやかな腰が物欲しげに揺らめいている。

遠隔操作を作動させたままにしていることに、その時気がついた。

「何が欲しいんだ?リクオ」

この口で言ってみな、と自身を引き抜き、唇を撫でた。

リクオは何度も口を開きかけてはためらった後、伏し目がちに己が愛撫していた鴆の性器をぺろりと舐め、

これが欲しい、と消え入りそうな声で訴えたのだった。




 

延々とえろがつづく…
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裏越前屋