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まだ呆然としている高耶の足首をとらえ、先ほどの麻縄で再び縛った。両足首に縄をつけると、それぞれ肩につくほど
折り曲げさせ、紐の先をベッドヘッドの支柱に縛りつけた。
かなり苦しい体勢の上、足を開いて折り曲げさせられているため、秘部が無防備にさらされている格好だった。
「何をする気だ ・ ・ ・」
嫌な予感が高耶を襲う。直江はそれには答えず、薄く笑うと、燭台からまだ新しい蝋燭を一本、手に取った。
蝋燭をどうするのか、その使い道に思い当たり、高耶の顔色が変わる。
「 ・ ・ ・まさか ・ ・ ・」
「その淫らな身体には少しお灸をすえてあげないと、ね」
裏返された腿の真上に蝋燭を掲げ、傾けた。炎に溶かされて窪みにわずかにたまっていた蝋がこぼれ、
やわらかい皮膚の上に落ちた。
「 ・ ・ ・ッ!」
熱い衝撃に、高耶がうめいた。反対側の内腿に――そしてわき腹、胸、と熱い蝋が落とされる。
蝋が落ちるとそこは赤く丸い痕になった。赤い痕が、まるで所有印のように散っていく。
むしろこの種の苦痛のほうが耐えやすかった。快楽に堕とされて辱めを受けるよりも、拷問であれば
純粋な苦痛に耐えさえすればよいからだ。
だが直江がそんな高耶の心中を見抜いていないわけがない。足を開かされて露になったその部分に
熱を感じて、高耶はぎょっと目を見開いた。熱に反応したその部分は無意識に何かを期待してひくひく
している。だが高耶自身は恐怖で竦み、おもわずずり上がった。
「さしものあなたも怖いんですか?でも気持ちいいだけじゃ罰になりませんからね。おしおきすら悦んでしまう
いけない身体に、ちょっとは痛い思いをさせないとね」
「や ・ ・ ・め ・ ・ ・」
身体はがちがちに強張っている。普段外気にさらすことすらない場所だ。他の部位に落された時と
同じはずがなかった。
直江は口端をつりあげたまま、秘部の真上に蝋を傾けた。
熱い蝋が空中を滑り、震える蕾の上に落下する。
「アアアア――!」
高耶の唇から、絶叫が上がった。
あの ・ ・ ・申し上げにくいのですが;;次はス○トロ入ってます ・ ・ ・。
ダメな方はもとより意味がわからない方も、表に引き返したほうが賢明です;
読んでしまった後の苦情は受けつけませんのであしからず。