いつだって僕は

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雨風はますます激しくなり、湯気を逃がすために開けられた窓からも、冷たい飛沫が飛んでくる。

閃光が走り、雷鳴がとどろいた。

湯気がたちこめる中、湯船の中と外で、啄むような口づけを繰り返していると、

湯に浸かっていた優美な手が、鴆の腕に襦袢の上から触れた。

「おめーも一緒に入れよ」

しっとりと艶を含んだ瞳が鴆を誘った。

形のよい唇をもう一度啄むことで、それに応える。

「あんたの背中を流してからな」




絹糸のような手触りの髪を、地肌から丁寧に洗いあげる。

しっかりと泡立てた手拭いは耳の後ろ、首筋、顎の下を擦り、肩、鎖骨、腕と脇の下を磨いた。

百鬼模様が浮かぶ背中を丁寧に擦った後、鴆は襦袢に泡がつくのも構わずその背に覆いかぶさり、

泡のついた手拭いでその胸に触れた。

愛撫に慣れた身体は、とたんにびくんと反応を返した。

「あっ…前は、自分で…」

「今さらだろ…最後までやらせろよ」

手拭いでことさら乳首を擦りたてながら、鴆は耳元で囁く。

欲を露わにしたその声に、リクオは再び身体を震わせた。

胸の上で円を描いて、幾度も乳首を擦った後、手拭いは腹筋の割れた腹部と脇腹へと移動していく。

下腹、そして分身を丁寧に洗いたてながら、手拭いを持っていない方の手で乳首をつまんで

指の腹で押しつぶすようにすると、艶めいた声が湯殿に響いた。

「ここ…もう生えてきちまったな」

「ぁあんっ…」

泡をつけた下腹に直接触れると、以前きれいに剃った下生えがふたたび伸びかけていた。

毛を逆立てるように撫でてやると、リクオは脚を閉じようとした。

だが分身はすでに屹立して、先端から滴をしたたらせている。

「こんなんじゃあ、ちくちくして嫌だろう。オレがきれいに剃ってやるからな?」

鴆はそういうと、赤く染まった首筋に口づけ、強く吸った。




またもやお風呂ねたですみません。
次回はマニアックな同志のリクによる剃毛のアフターケアねたです(^_^;)
苦手な方はとばしてください。
雷が鳴っている時にお風呂で遊んでいると危ないんだぞ
そして拍手とコメありがとうございます!

  4(剃毛ねた注意) 



裏越前屋